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矯正歯科治療で歯を抜くならどこの歯を抜くの?

こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。

矯正相談に来られる方の中には、上下左右の2番の歯が内側に入っていたり、上下左右の3番が外側に出ていたりと、歯が重なっている叢生の方も多く、この叢生を改善するために歯を抜かないといけないと診断された場合「抜くとしたら2番や3番の歯ですか?」と聞かれる方がいらっしゃいますが、重なりが大きくても前歯を抜くことは例外を除き、ほぼありません。

2番の側切歯は審美性においてとても重要ですし、3番の犬歯は大事な役割があります。

犬歯は根が一番長く、横にギリギリ歯を動かしたときに必要以上に奥歯に力が加わらないようにするストップの役割があって、奥歯を常に守っています。

なので、歯を整列させるときにもし抜くとしたら、その多くは犬歯の1つ奥の4番の歯が80%の確率で抜歯の対象となります。20%が4番の奥の5番です。

特に前歯を引っ込めたい場合は、左右4番の抜歯が効率的です。

矯正治療は綱引きと同じで、4番の抜歯のケース(前歯6本、奥歯6本)と、5番の抜歯のケース(前歯8本、奥歯4本)を比べると、綱引きしたときに有利なのは、奥歯の本数が多い方なのです。

前歯のチームが少ない方が内側に移動しやすいのです。

左右5番の抜歯をする理由としては、左右5番に治療経験があり、神経を失ってしまった歯だとすると、歯の寿命が短くなります。

そのような場合は、神経のない5番を抜いて4番を残す選択をされるかどうか、患者さんのご希望を交えながらご相談して抜歯部位を決めていきます。

当然、移動量が変わるので期間も延びてしまいます。

しっかり話し合って、決めていくことが大事ですね。

5番抜歯の理由のもう一つとして、叢生などがあって抜歯の必要性はあるが、あまり口元を下げたくない場合、特に下顎において選択するケースがあります。この場合、上は4番、下は5番となります。

当院では、患者さんの症状や抜歯の必要性について、ご納得いただけるよう詳しく説明いたしますので、ご不明な点はご質問ください。


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