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多様な症状に広く対応できる「インプラント矯正」

こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。「私はどの矯正治療方法を選べばいいの?」と迷っているかたのために、歯列矯正治療の種類と内容について、それぞれのメリットとデメリットをあげながらご説明します。今回は、多様な症状に広く対応できる「インプラント矯正」について語らせていただきます。

 

インプラント矯正は「矯正用アンカースクリュー」と呼ばれるチタン製の小さなスクリュー(ネジ)をあごの骨に埋め込み、それを固定源として、ほかの歯を動かしていく治療方法です。ほかの矯正方法と併用する治療手段であり、例えば上顎前突の治療のように前歯を出来るだけ下げたいときなど、表側矯正や裏側矯正だけで矯正するより、歯の動きをコントロールしてダイナミックに移動させることができます。

 

 インプラント矯正の開発は、歯列矯正治療の世界において画期的な出来事でした。それまで前歯を大幅に下げたいようなときは、奥歯を固定源にするしか方法がありませんでした。前歯と奥歯をブラケットとワイヤーでつなぎ、奥歯のほうに前歯を引っ張るのです。しかし、前歯を大幅に移動させるために奥歯に負荷をかけすぎると、奥歯が耐え切れずに前方へ引っ張られてしまいます。それを防ぐためには「ヘッドギア」という、奥歯全体を後ろに固定させる口腔外装置を使わなければなりませんでした。

 

インプラント矯正の登場によって煩わしい用具を使わずに大胆な治療ができ、その結果、治療期間が比較的短くて済むようになったのもメリットです。歯を大きく動かす方法にはほかに外科手術もありますが、外科手術を避けたい人にはインプラント矯正をおすすめします。ただ、小さなスクリューといってもあごのの骨に埋め込みますので、外科的な処置は必要となります。局所麻酔を使い、1本あたり5分で完了します。矯正用アンカースクリューは矯正治療の終了後に取り外します。

 

矯正用アンカースクリューは、上下のあごの様々な部分に埋め込むことができます。そのため効果的な治療を求めようとすれば、考え得る治療デザインは複数多岐にわたって可能性が広がっています。

 

アールクリニックのデジタルインプラント矯正は、CBCTとSTLデータを融合させ、スクリューを安全な位置に埋入できるガイド(ステント)を作製し、ピンポイントにスクリューを埋入していきます。デジタル技術を取り入れることによって安全、正確にスピーディーに効率よく、何よりも安心して治療を受けていただけます。現時点ではまだまだトラディショナルな方法で行っている矯正歯科医院が多いのが現状です。アールクリニックはデジタル矯正の院内システムの構築により、患者さんに安心安全な治療を提供していきます。