こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。今日は、保定期間について語らせていただきます。
保定は「静的矯正歯科治療」とも呼ばれ、移動させた歯の位置を安定させるために矯正歯科治療のなかで不可欠な治療です。患者さんは、歯を移動させる「動的矯正歯科治療」が終了した段階で、矯正歯科治療が終了したものと勘違いされることも多いです。
アールクリニックでは、治療前に説明をしていても忘れてしまっていることが多いので、再度、保定の重要性について装置を取り除く際に説明をしています。
保定に必要な期間は、動的矯正歯科治療と同じくらいの期間とされています。保定装置にもよりますが、可撤式保定装置の場合、はじめの1年は、1日のうち出来るだけ長い時間使用するように勧めています。その後、寝るときだけ装着するなど、装着時間を徐々に減らしていきます。
アールクリニックでは、出来るだけ後戻りを防ぐという意味でも、定期検診を行いながら経過をみていきます。