はじめに:顎関節症と歯並び、関係あるの?
「口を開けるとカクカク音がする」「顎が重だるい」「口を大きく開けづらい」――そんな不調を感じている方は、顎関節症の可能性があります。
実は顎関節症は、ストレスや生活習慣だけでなく、「歯並び」や「かみ合わせ」とも深く関係していることをご存じでしょうか?
これまでの記事で、かみ合わせや診査診断の大切さを積み重ねてきました。今回は、顎関節症と歯並び・かみ合わせの“意外なつながり”に焦点を当ててご紹介します。
1. 顎関節症の主な原因とは?
顎関節症の原因は一つではありません。
代表的な要因は以下の通りです。
- 過度な食いしばり・歯ぎしり
- ストレスや緊張による顎周囲の筋肉のこわばり
- 頬杖や片側での咀嚼などの生活習慣
- 歯並びやかみ合わせの不調和
特に「歯並びやかみ合わせの問題」は見過ごされがちですが、顎関節にかかる力のバランスを崩し、顎関節症の症状を引き起こす大きな要因のひとつです。
2. 歯並び・かみ合わせが顎関節に与える影響
歯並びやかみ合わせが悪いと、次のような影響が起こりやすくなります。
咬む力が一部の歯に集中する
→ 奥歯や前歯に負担が偏り、顎関節に余計な力がかかる。
下顎の位置が不安定になる
→ 正しい位置で閉じられず、関節円板や筋肉にストレスがかかる。
噛み合わせの高さや左右差の不均衡
→ 咀嚼筋のバランスが崩れ、頭痛や肩こりにも波及。
このように、歯並びやかみ合わせは「ただ見た目を整えるためのもの」ではなく、顎関節や全身の健康にも密接に関わっているのです。
3. 当院が重視する“科学的根拠に基づいた診査診断”
アールクリニックでは、顎関節症の診断において「感覚」や「経験」だけに頼ることはありません。
- セファロやCTによる画像診断
- CADIAXによる顎運動検査
- 模型診査や3Dスキャンを用いた咬合分析
これらの多角的な資料を組み合わせ、顎関節の動き、歯並び、咬み合わせの全体像を“見える化”します。
科学的な根拠に基づく診断を行うことで、「なぜ顎関節症が起きているのか」「どのように改善できるのか」を明確にお伝えできます。
4. 患者さんとゴールを共有する重要性
顎関節症治療において大切なのは、症状を和らげるだけでなく、再発しない状態を目指すことです。
そのため当院では、治療前に必ず「治療後のゴール」を患者さんと共有します。
- どのような歯並び・かみ合わせを目指すのか
- 治療後に顎の動きや日常生活がどう変わるのか
- 側貌や笑顔の変化をどのように期待できるのか
これらをシミュレーションを通じて一緒に確認し、納得の上で治療を進めていきます。患者さんにとって「先の見える治療」であることが、不安を解消し安心して通院いただける理由です。
5. 治療ステップ:顎関節症と歯並び改善の流れ
顎関節症の治療は段階的に進めていきます。
初期診断・生活習慣の改善指導
食いしばりや姿勢など、日常的な要因をまず整えます。
スプリント療法などで関節の安静を確保
顎関節への負担を軽減し、痛みや違和感を和らげます。
歯列矯正やかみ合わせ治療
原因が歯並びや咬合にある場合、根本的な改善として矯正治療を組み合わせます。
最終補綴・長期安定を見据えた仕上げ
治療ゴールを共有したうえで、機能性と見た目を両立させます。
この流れによって、「症状の改善」と「再発予防」を両立することが可能になります。
6. 顎関節症は“放置”せず、早めの相談を
顎関節症は「そのうち治るだろう」と放置してしまう方も少なくありません。
しかし、放っておくと症状が慢性化し、開口障害・咬合不全・慢性頭痛や肩こりといった全身症状につながる可能性があります。
早期に診断を受け、原因を正確に特定することが何より大切です。
まとめ:歯並び・かみ合わせを見直すことが顎関節症改善の第一歩
顎関節症はストレスや生活習慣だけでなく、「歯並び」や「かみ合わせ」と深く関わっています。
科学的根拠に基づいた診査診断と、患者さんとのゴール共有を大切にする当院だからこそ、根本的な改善につなげることが可能です。
あなたの不調は「顎関節症」かもしれません。
ぜひ一度、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの 顎関節症無料相談 をご利用ください。