山口県宇部市、山陽小野田市、山口市から大変多くの患者さんに来ていただいています歯科・矯正歯科アールクリニックです。矯正治療で感じる違和感や痛みについて不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。矯正治療におけるお口の違和感は調整した翌日が最も強いですが、痛みが原因で治療を断念する方はほとんどいません。装置を施した後の痛みは2〜3日続きますが、約1週間後には感じなくなるのが通例です。今回は、矯正治療時に知っておきたい違和感や痛みの原因、その対処法についてお伝えいたします。
1. 矯正装置の違和感と痛みの原因とは
矯正治療では、じんわりと鈍い違和感や歯が浮いたような痛みを訴える方が多いようです。耐えられないほどの痛みではないとはいえ、違和感があるのは以下の原因が考えられます。
- 歯が動く
- 器具が粘膜に当たる
- 食べ物を噛むのが刺激になる
歯は歯根が埋まっている歯槽骨で支えられています。矯正治療は装置の調整によって歯の位置を移動させます。歯槽骨が新たな方向にある骨に吸収され、歯が動くときに違和感が生じるのが主な痛みの原因です。
2. 矯正治療における痛みの対処法
一般的な矯正装置であるワイヤー・ブラケットの痛みを和らげるには、主に以下5つの対処法が有効です。
- ワイヤーの締めつけ具合を調整する
- 矯正用ワックスを使用する
- 固い食事を控える
- 患部を冷やす
- 鎮痛剤を飲む
また、矯正装置が当たると口腔内が傷つく恐れがあるので、口内炎のケアも忘れずに行いましょう。治療による痛みは、鎮痛剤を飲むとおさまるケースが一般的ですが、耐えられないような強い痛みが出た場合は、すぐに当院へご相談ください。
矯正装置の種類は、歯の表側に施す唇側矯正(表側矯正)、歯の裏側に施す舌側矯正(裏側矯正)、上の歯は裏側に装置を施し、下の歯は表側に装置を施すハーフリンガル矯正、マウスピースを装着して行うマウスピース矯正があります。なかでもマウスピース矯正は、じっくりと歯を動かしていくので、締めつけによる痛みが発生しにくいといわれています。
3. 矯正の痛みはしだいに慣れてくる
矯正治療で生じる痛みは、あまり経験することのない鈍痛ですが、しだいに慣れてくるでしょう。痛みや違和感を我慢しなければならない歯科治療は、患者様にとって大きな負担となります。矯正治療を行うにあたって、患者様の恐怖を和らげるには治療前の話し合いが重要です。当院では事前説明をしっかり行い、患者様の不安を取り除いたうえで、一人ひとりにあった矯正治療をご提案しています。
以上、矯正治療で感じる違和感や痛みの原因、その対処法についてお伝えいたしました。当院では、日本成人矯正歯科学会の認定医が在籍しており、患者様の満足のいく結果を得られるよう充実した治療をご提供しております。 宇部市、山陽小野田市、山口市で矯正歯科や審美歯科に対応した歯科医院をお探しの際は、ぜひ「アールクリニック」までお気軽にお問い合わせくださいませ。