デジタル矯正治療「INSIGNIA~インシグニア~」

こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。今日は、当院の「デジタル矯正システム」に欠かせないデジタル矯正治療「インシグニア」について紹介します。

 

インシグニアは、デジタルでスマイルデザインの効率化と個々にデザインされた矯正装置の精密さの融合を実現させた3Dデジタル歯科矯正総合システムで、インシグニアで治療を行うことで最善の治療結果を効率的かつ安定的に実現を可能にします。このシステムは2019年に厚生労働省からの認可を得たラビアル矯正装置で唯一のカスタマイズされた矯正装置です。

インシグニアソフトウェアを利用して矯正医がバーチャル3Dモデル上で理想的な咬合と個々の歯の治療法を立案します。そしてソフトウェア上で各患者さんにカスタマイズされたブラケット、ワイヤー、プレースメントガイド(ジグ)がCAD・CAMで作製されます。それを患者さんに提供することで、短期間の治療期間と高い治療効果を上げることができます。治療を始める前に、最終的な咬合を目で見て確認することができます。2013年JCOで発表された論文で、インシグニアを使用することで「治療期間を37%短縮」「来院回数が平均7回減少」と述べられています。

 

今までの伝統的な矯正治療は、すべての患者さんのために共通サイズの装置を使っていました。しかし、インシグニアでは患者さんそれぞれの歯にあった数百万通りの選択肢から選択することが可能になりました。また、従来のラビアル矯正は、事前にセットアップ模型を作製することは稀であり、多くはダイレクトボンド法で装置の装着を行ってきました。インシグニアはすべての症例で事前にデジタルセットアップを行い、装置はインダイレクトボンド法で装着され、治療目標結果をデジタルセットアップし、これをもとにカスタムメイドブラケットとインダイレクトトレーやワイヤーが作製されます。インシグニアのデジタルセットアップはCBCTデータから歯根情報を取り入れることが可能なため、デジタルセットアップの段階で歯根の位置が確認できます。つまりこれはすごいことで、今まで目に見えない歯根部分をしっかり確認しながら治療を計画していくことができるのです。また、提供した顔写真からスマイルデザインを予測することも可能になり、矯正治療における機能面だけでなく審美も含めたゴールを実現できます。

しかし、インシグニアは現在では表側のデジタル矯正治療で、ワイヤーを使うものだけになっています。いずれ、アライナーやリンガル矯正にもデジタル矯正治療ができるようになればと期待しています。

 

アールクリニックでは、最先端の技術・最新鋭のデジタル機器を導入したことにより「抜群の安全性」「短期間での治療の実現」「圧倒的精度」を手に入れ、デジタル矯正で素敵なスマイルまでプロデュースすることを行っています。