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統合型イメージングソフトウェア「プランメカ Romexis」

こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。今日は、デジタル矯正システムに欠かせない統合型イメージングツール「プランメカ Romexis」ソフトウェアについて説明します。

「プランメカ Romexis」は、インプラント、歯内療法、歯周治療、補綴治療、歯科矯正の専門医のために特別に設計された、柔軟で直感的なオールインワン歯科ソフトウェアプラットフォームです。このソフトウェアにより画像表示、強調、測定、描画、注釈等のツールセットを搭載しており、レントゲン写真の診断価値を向上させます。また、「3Dレンダリングビュー」は、解剖学的構造概要を即時に表示し、優れた診断ツールとして機能します。撮影した3D画像を様々な映写から即座に見ることができるだけでなく、パノラマスライス画像や断面スライス画像に変換することができます。神経管透写などの測定および神経管をマークできる機能は、安全で正確な治療計画をサポートします。

■様々な3D画像に対応

Romexis3Dソフトウェアモジュールでは、CBCT画像、サーフェスモデル、3Dイメージを1つのインターフェースで管理できます。必要な画像を瞬時に呼び出せるよう各機能はモジュール化され、治療計画と分析にそれぞれ必要なツールを提供します。

■様々なニーズと専門分野に対応

Romexis3Dモジュールは歯列矯正、補綴、インプラント、歯内療法、顎顔面手術、歯科治療全般などの様々な専門分野と歯科領域に特化して設計された多彩な3Dイメージングツールです。

■パワフルな3D診断ツール

Romexisソフトウェアの3Dレンダリングビューは、患者さんの解剖学的構造の概要を瞬時に表示し、患者説明のために優れたツールとして機能します。画像はさまざまなビューで即座に確認でき、パノラマスライス画像や断面スライス画像に変換できます。ソフトウェアの測定および注釈ツールは、安全で正確な治療計画を支援します。

■CBCTデータをセグメント化

RomexisはCBCTデータをセグメント化する機能を有しています。データ全体をSTLモデルにも変換できるほか、歯列矯正や補綴の計画および3Dプリントに利用するために個々の歯、下顎と上顎、気道、上顎洞、歯根をセグメント化して保存でき、STLファイルとしてエクスポートできます。


■効率的な気道分析

Romexisでは、数クリックのみで気道をセグメント化できます。ソフトウェアは自動で体積と最小面積を算定し、患者さんの気道を鮮やかな色彩で視覚化します。プランメカ Ultra Low Dose CBCTイメージング・プロトコルは、診断画像画質を統計的に低下させることなく患者線量を抑えるため、気道検査を行う際に適した機能です。

■3D写真撮影

Romexis3Dモジュールでは、プランメカProFaceにより撮影された写真、または標準OBJファイルフォーマットで他のソースからインポートされた3D写真を視覚化、分析することができます。写真はCBCT画像およびソフトウェアのデジタル印象でマッピングし、3Dバーチャル患者を作成できるため、処理前後の比較、治療シミュレーション、患者説明に最適です。

■歯列矯正診断

CBCT画像は歯列矯正診断に適しており、Romexisソフトウェアで骨格対称性の分析、埋伏歯と過剰歯の位置の検出、歯根吸収と位置関係を容易に特定できます。またソフトウェアでは、セファロ画像およびセファロ分析に使用されるCBCT画像のパノラマビューも作成できます。

■TMJビュー

プランメカRomexisは、TMJの問題点の検証と分析に特化して設計された画像を提供します。ソフトウェアで患者さんの両方の顎関節も同時に評価でき、精密な顎位測定値も計算できます。


■スーパーインポーズ機能

プランメカRomexis3Dモジュールでは、2枚のCBCT画像の柔軟な重ね合わせが可能です。この機能により術前術後の比較が可能となり、歯列矯正術のフォローアップまたは歯列矯正処置などに使用できます。

■歯内治療のためのツール

3Dイメージング装置には、歯内イメージングのために設計された75 µm ボクセルサイズの特殊な高解像度モードが搭載されています。Romexisソフトウェアの視覚化機能と組み合わせた場合、このモードは歯内診断および患者教育に適しています。歯根管、外傷、歯根破折および歯根吸収が確認できるため、正確な診断と治療計画が可能となります。

■オープンで互換性あるソフト

Romexisでは、標準ファイルフォーマットのさまざまなタイプの3Dデータをインポートおよびエクスポートできます。さらに、ソフトウェアは容積測定DICOMデータをサーフェスモデルに変換し、STLファイルとしてエクスポートできます。STLモデル(スキャン、クラウン、支台歯、気道、神経など)を1つのファイルとして、または個別にエクスポートできます。

■拡張された3Dモジュール

Romexis3Dモジュールは、インプラント計画や歯列矯正インプラント計画をサポートする総合的な治療計画ソフトウェアに拡張できます。また、総合的なインプラントワークフローにより、インプラント埋入手術用のサージカルガイドおよび歯列矯正術のスプリントを設計できます。


スマイルのシミュレーション

当院が導入しています「プランメカ Romexis® スマイルデザイン」では、効率的にスマイルのシミュレーション、治療計画、患者さんとのコミュニケーションが行えます。患者さんの初診時から自然なスマイルデザインが可能となる直感的なツールです。


アールクリニックが導入したデバイスとソフトウェアはシームレスに連動して作動し、高速かつ信頼性があり、とても使いやすく、また3Dレンダリングは驚くほど強力なツールです。患者さんの実際の骨の形態を視覚化することによって、患者さん自身が自分の臨床状況や治療法を理解することができます。このため、プランメカ Romexisは効果的なコミュニケーションツールにもなります。この理由から、プランメカ ProFaceを搭載し、患者さんの顔の3DスキャンとCBCTのX線画像を重ね合わせることにより、患者さん自身の評価しやすいようなわかりやすい画像を見せることができます。これは患者さんにとって魔法のツールとなるでしょう。

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