3DX線装置「プランメカ ProMax 3D Mid」

こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。今日は、デジタル矯正システムに欠かせない機器、3DX線装置「プランメカ ProMax 3D Mid」について説明します。

 

アールクリニックのデンタルイメージングデバイスは、Planmeca社の「プランメカ ProMax 3D Mid」を導入しています。

幅広いボリュームサイズ(最大φ200×170mm)を選択できるため、最良の治療を妥協することなく、幅広い診断タスクに対応可能です。

 

このユニットは、CBCT画像、3D顔面撮影、3Dモデルスキャンをイメージングソフトウェア「プランメカ Romexis」でひとつの3D画像を統合します。この3Dデータの統合により、患者情報を3Dバーチャル化し、多様な臨床現場のニーズに対応できます。

■ 3D X-ray image

コーンビームCT(CBCT)は、患者さんを異なる角度から多数の2D画像で撮影するX線画像撮影技術です。そして、これらの2D投影画像を再構築することで、3D画像が生成されます。「プランメカ Romexis」は、生成された画像をaxial断面、coronal断面、sagittal断面など、あらゆる角度で表示することができます。

■ 3D face photo

「プランメカ ProFace」は、Planmecaのすべての3DX線装置で使用可能な独自の3D顔貌撮影システムです。この統合システムは、リアルな3D顔写真とCBCT画像を一度のイメージングセッションで生成します。また、患者さんへ放射線照射することなく、3D顔写真を撮影可能です。

■ 3D model scan

Planmecaのすべての3DX線装置は、印象と石膏模型の両方をスキャンできます。高度な「プランメカ Romexis」ソフトウェアを使用してデジタルモデルを即時に作成し、後で利用できるようにデータ保存可能です。


また、Planmecaの3DX線装置は、プランメカ Ultra Low Dose モードを使用することにより、標準的な2Dパノラマ撮影よりさらに低い放射線量でのCBCT画像撮影が可能です。アールクリニックでは、小さい範囲領域から大きな範囲領域まで、プランメカ Ultra Low Does モードを使用しています。この新しいプロトコルにより、多くの患者さんは低被ばくで優れた3D診断を受けることができます。

矯正歯科治療に欠かせないセファロ撮影には、効果的なワンショットセファロスタット「プランメカ ProCeph」を導入しています。短い照射時間のため、低被ばくかつ、モーションアーチファクトを低減でき、今まで使用してきたスキャニングセファロと比べても使いやすく正確になりました。また、セファロ分析のためのソフトとして、「Romexis Cephalometric Analysis」も導入しています。これは、歯列矯正の計測点の自動認識ができ、数分でセファロ分析、重ね合わせ画像作成、外科治療計画(VTO)作成が可能な便利なソフトです。

■ セファロ画像の自動トレース

Romexis Cephalometric Analysisは使い勝手に優れたツールで、画像分析を迅速かつ効率的に実行します。ソフトウェアの自動トレース機能は、計測点と軟組織のシルエットをわずかな時間で計測画像に配置するため、分析結果を比較する時間が短縮されます。

■ スーパーインポーズ機能

Romexis Cephalometric Analysisは、さまざまな治療段階のX線画像、トレース、プロファイル写真の自動重ね合わせを行うため、治療経過のフォローアップを容易に行うことができます。

■ 精密な外科シミュレーション

Romexis Cephalometric Analysisソフトウェアモジュールでは、投影像をもとに治療目標(VTO)を作成することで、外科的処置および歯列矯正治療のシミュレーションを行うことができます。


アールクリニックが導入したデバイスとソフトウェアはシームレスに連動して作動し、高速かつ信頼性があり、とても使いやすく、また3Dレンダリングは驚くほど強力なツールです。患者さんの実際の骨の形態を視覚化することによって、患者さん自身が自分の臨床状況や治療法を理解することができます。このため、プランメカ Romexisは効果的なコミュニケーションツールにもなります。この理由から、プランメカ ProFaceを搭載し、患者さんの顔の3DスキャンとCBCTのX線画像を重ね合わせることにより、患者さん自身の評価しやすいようなわかりやすい画像を見せることができます。これは患者さんにとって魔法のツールとなるでしょう。