「なんだか最近、あごがだるい…」「歯が浮くような感じがして気になる」「肩こりや頭痛もいつもよりひどい気がする」
そう感じるのが、生理の前やホルモンの変動期であること、ありませんか?
実はこれ、かみ合わせと女性ホルモンのバランスに深い関係があることをご存じでしょうか?
1. 女性の体とホルモンの変化
女性の体は、生理周期や妊娠・出産、更年期など、ホルモンによって大きく変化します。
特に**エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)**といった女性ホルモンは、身体のあらゆる機能に影響を与えています。
その影響は、歯やあご、筋肉、関節、さらには脳や自律神経にも及ぶため、かみ合わせのバランスが崩れやすくなる時期があるのです。
2. 生理前になると、かみ合わせに異変が起きる?
例えば、生理前には黄体ホルモンが増加し、体内の水分バランスが乱れやすくなります。
その結果、**筋肉や関節に軽い浮腫(むくみ)**が生じ、下あごの位置がわずかにずれることもあります。
そのわずかなズレが、「最近よく食いしばっている気がする」「朝起きるとあごが疲れている」「歯の当たり方が変わった」というようなかみ合わせの違和感として現れるのです。
**「生理前に頭痛や肩こりがひどくなる」**という方も、このかみ合わせのズレと関係している場合があります。
3. ホルモンバランスの乱れが“噛む力”を左右する
さらに注目すべきは、「無意識の食いしばり」。
**ストレスが強い時期やホルモンの影響で交感神経が優位になっているとき、**人は無意識のうちにあごに力を入れがちです。
これは、生理前やPMS(月経前症候群)の症状としてもよく見られるもの。
また、歯ぎしりや食いしばりの頻度が増えることで、歯や顎関節に負担がかかり、かみ合わせの悪化を招くことも。
こうした悪循環に早く気づき、ケアすることが大切です。
4. 体調変化と「かみ合わせのズレ」を見逃さないで
女性にとって、「調子のいい日」「なんだか不調な日」があるのは当たり前のことです。
でも、毎月の不調が“かみ合わせ”に起因している可能性があるとしたら?
例えばこんなケースがあります:
- 生理前になると奥歯がしみるようになった
- 更年期以降、あごの痛みや音が気になるようになった
- 妊娠中から歯の当たり方が変わった感じがする
これらは、ホルモン変化によって噛む力のバランスが崩れているサインかもしれません。
そしてそのズレが、やがて顎関節症や慢性頭痛など、全身の不調につながっていくことも。
5. アールクリニックができること
アールクリニックでは、「かみ合わせ」と「女性のライフステージ」に着目した診査・治療を行っています。
例えば、
- かみ合わせ検査による咬合の現状チェック
- ストレス状態やホルモンバランスのヒアリング
- 顎関節の可動や筋肉の緊張評価
- 必要に応じた補綴・矯正・スプリント治療
などを組み合わせ、不調の根本にアプローチします。
さらに、**周期的な体調変化に合わせた“タイミング別ケア”**のアドバイスも可能です。
「毎月この時期になるとつらい…」という方には、事前ケアで不調を予防することも大切です。
6. まとめ:自分の体を知るきっかけに
生理前や更年期に感じる「なんとなくの不調」。
その裏には、かみ合わせという“見えないバランス”の乱れが潜んでいるかもしれません。
「ホルモンのせいかな?」と思っていた不調が、実はかみ合わせのズレだった――
そんな気づきから、体の調子が見違えるように良くなる方もいらっしゃいます。
あなたの“なんとなく”を、ちゃんと“原因”として捉えて、向き合っていく。
それが、私たちアールクリニックが目指す診療です。
気になる症状がある方は、まずは山口県宇部市の「歯科・矯正歯科アールクリニック」へお気軽にご相談ください。