「なんだか息がしづらい…」
「寝ているときに口が開いてしまう」
「マスクを外すと、呼吸が浅くなる気がする」
そんなお悩みを抱えていませんか?
実はそれ、かみ合わせが関係しているかもしれません。
1. 呼吸と噛み合わせの“見えないつながり”
呼吸は「鼻」や「のど」を通るだけと思われがちですが、実際には顎の位置や舌の位置、かみ合わせといった“お口まわり”のバランスと密接に関わっています。
たとえばこんなケースがあるのです:
- かみ合わせが乱れていると、下顎が後ろに下がりやすくなる
- 下顎が後退すると、舌も喉の奥に押し込まれ、気道が狭くなる
- 結果、鼻呼吸が困難になり、慢性的な口呼吸に
つまり、かみ合わせのズレは“呼吸のしやすさ”に直結する問題なのです。
2. 気づきにくい“呼吸の不調”サインとは?
以下のような症状に心当たりはありませんか?
- 寝ているとき、無意識に口が開いている
- 朝起きると口がカラカラに乾いている
- 寝ても疲れがとれず、日中の集中力が続かない
- 鼻が詰まっていないのに、呼吸が浅い
- マスクを取ると息苦しさを感じる
これらは、顎の位置や舌の落ち込みによって気道が圧迫されているサインかもしれません。
3. 症例紹介:かみ合わせ改善で呼吸が変わった20代女性
当院に相談に来られた20代女性の患者様。
主訴は「眠りが浅く、朝スッキリ起きられない」「日中のだるさが取れない」というものでした。一般的な健康診断では特に異常は見られず、睡眠アプリも使用してみたものの、改善は見られませんでした。
そこで私たちは、“かみ合わせと呼吸の関係”に着目。診査の結果、**上顎が前に出て下顎が押し込まれる形のかみ合わせ(上顎前突)**が確認されました。これにより舌が後方に下がり、睡眠時の気道が狭くなっていたのです。
矯正治療で顎の位置を適正化し、舌のスペースを確保すると、
「息がしやすくなって、朝の目覚めが全然違います!」
と笑顔で話してくださいました。
4. アールクリニックならではの“かみ合わせ×呼吸”アプローチ
一般的な矯正治療では「見た目」の改善にフォーカスされがちですが、私たちアールクリニックでは“機能”の回復・向上こそが最も大切だと考えています。
そのために行っているのが、次のようなアプローチです:
- 下顎位や咬合平面を正確に評価し、顎と気道の関係を分析
- セファログラム(側面頭部X線)で気道のスペースや顎の位置を科学的に診断
- 舌の位置や咀嚼筋・呼吸筋の機能にも着目し、必要に応じて口腔筋機能療法(MFT)を併用
「見た目+呼吸しやすさ」の両立を目指す総合的な治療。
それこそが、私たちアールクリニックの大きな強みです。
5. 呼吸が深くなると、人生が変わる。
呼吸が浅いと、全身が常に“酸素不足”の状態になります。
- 慢性的な疲労感
- 集中力の低下
- メンタルの不安定さ
- 免疫力の低下
実はこれらすべて、「浅い呼吸」による酸素供給不足が関係していることも少なくありません。
だからこそ、**「しっかり呼吸できるかみ合わせ」**は、見過ごせないテーマなのです。
6. おわりに
呼吸と噛み合わせ。一見つながりがないようで、実は身体全体の健康に影響を与える“隠れた接点”です。
**「最近、息がしづらい」「寝ても疲れが取れない」**そんな方こそ、かみ合わせのチェックが必要かもしれません。
山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックでは、“かみ合わせから全身の健康を考える”矯正治療を行っています。
あなたの「自然な呼吸」と「快適な毎日」のために。
どうぞお気軽にご相談ください。